東京ディズニーリゾートの1デーパスポートが値上げされることが発表されました。

大人の1デーパスポートが6900円→7400円に500円値上げです。

3年連続の値上げだそうです。

西の雄のUSJも2月1日から200円値上げして1デースタジオパスが7400円です。

USJはなんと7年連続値上げです。

日銀の黒田総裁が目標に掲げる物価上昇2％は夢の国では一足先に達成です。

顧客満足度の一番の障害は”混雑”、”長時間の行列”なのである程度の入場者数減少は構わないと思っているのかもしれません。

USJ躍進の立役者の森岡毅さんを取り上げたNHKプロフェッショナル仕事の流儀の中で

ハリーポッター開業による混雑を緩和するために、”敢えて年間パスを4000円値上げして、狙い通りに年パスの売上を前年比82％に抑えた”という営業戦略が取り上げられていました。

TDRもマーケティングのプロが緻密な戦略に基づいて価格を決定しているはずです。

「USJが値上げしたからウチもとりあえず上げとこか」

ではないですよね。7400円は偶然の一致ですよね。きっと。

まあ弊社も競合他社様の価格調査をして販売価格や買取価格を合わせることもあるのでぜんぜん人様のことは言えないんですが。

ディズニーとUSJのチケット価格を比較してそれぞれのいいところを上げてみます。

[ディズニー]

• 中人(中高生12-17歳)チケットがある。
  （USJは12歳以上は大人）　
• ファストパスが無料。
  （USJはエクスプレス・パスが3300円~）

[USJ]

• 年間パスが比較的安い。
  除外日有り19800円。除外日なし28800円
  (TDRは除外日なし1パーク用が63000円)
  
• 誕生日割引500円。
  登録無料の会員限定で誕生月とその翌月が割引になります。

海外の同じテーマパークと比べると日本のチケット価格はまだ安いそうです。

来年4月に消費税値上げが実施されれば連続値上げ記録がまた1年更新されるでしょう。

ディズニーもUSJも公共施設でもなくインフラでもない”資本の論理で動く営利企業”ですから需給に基づいた値上げは営業戦略の一つとして致し方ないのかもしれません。

ディズニーリゾートのチケットを多少お安く販売中です。

弊社も”営利企業”なので宣伝させていただきました。