本日よりマイナス金利政策がスタートしました。

金融機関が日銀に預ける当座預金の一部に年0.1％の「手数料」をとるので金融機関は余ったお金を日銀に預けると損するのです。

今までは利息が付いていたのに逆に手数料を取られてしまうので、それならばと個人の住宅ローンや企業への貸付などにお金がまわるという目論見です。

金融機関としては預金で預かったお金を安定運用する選択肢が減ってしまいましたので収益悪化が懸念されています。

個人的なメインバンクの三井住友銀行がマイナス金利導入を受けて普通預金金利を0.02％→0.001％に引き下げました。

100万円を1年間預けたら今までは200円の利息がもらえたのが10円になります。

税金20.315％を引かれて

手元に残る利息は”8円”です。

もともと普通預金に利息は期待していないとはいえ時間外手数料1回分にもなりません。

私は100万円も預けていないのでどうせなら金利ゼロのほうが気持ちいいです。

流石に個人の預金金利がマイナスにはならないと思いますが銀行は収益確保のために振込手数料などを値上げするでのではないかと心配しています。

とにかく現状では、銀行預金ではお金は増やせません。

日銀の目論見通り「貯蓄」から「投資」へという流れに拍車がかかるのでしょうか？

今年からNISA枠も拡大され、ジュニアNISAも開始されます。

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