ハウステンボス入場券 旧券が利用停止
2016.4.14
ハウステンボスは2010年にHISの子会社となって様々な改革が行われ入場者数が右肩上がりです。
収益も大きく改善して澤田社長の経営手腕が賞賛されています。
いろいろな記事を読むとホスピタリティー、コンテンツが大幅に改善されたようです。
箱物を作ってもやはり中身が大事なんですね。
一度行ってみたいものです。
そのハウステンボスですが2011年までは有効期限のない1日フリーパスポートが発行されていました。
その有効期限のないパスポートが2016年2月末で使用できなくなりました。
有効期限がないものとして販売していたにも拘らず利用が停止されてしまったのです。
弊社も在庫が何枚かありましたが紙切れになってしまいました。
(実際はテレホンカードみたいなチケットなので紙切れではないのですが・・・)
だいぶ前から告知されていたのを見逃したのかと思いまして念のためハウステンボスに聞いたところ
「2016年1月中旬にはHPに掲載していました」
との回答です。
目立たないし、周知期間1ヶ月半です。
商品券やプリペイドカードは利用が停止された場合は資金決済法という法律で払戻しが義務付けられているそうです。
消費者保護のためにいろいろ規制があるようです。
念のため金融庁に今回の件を電話で聞いてみました。
「入場券・乗車券の類はこの法律の対象にはなっていない」
という回答です。
まあハウステンボスのような大企業は当然優秀な顧問弁護士もいらっしゃるでしょうしそんな単純な法律違反をするはずも無いのですが。
金融庁の担当の方には金融庁の関係する法律には違反していないが、このような苦情は消費者センターに相談してみてはどうかと親切に教えていただきました。
法人は消費者保護の観点から外れるようなので残念ですが、損失を被った一般消費者の方もいらっしゃるはずです。
消費者庁がんばれーという気持ちです。
ただの愚痴になりますが
「1ヶ月半は周知期間短くないですか?」
「HPに小さく表示するだけでは周知が徹底されていないのではないですか?」
ハウステンボスは近所のお客さんばかりではないので遠くからくる人は1ヶ月半前に利用停止を知っても急に行けない人もいるでしょう。
そもそも頻繁にHPを見ている人もほどんどいないでしょうし、一字一句見ようとしないと見つけられないような表記なので、
有効期限がないのでいつか行こうと思っていたのに知らないうちに無効になっていたたというパターンは割と多いと思います。
現在の大人の1日フリーパスポートは6500円です。
一番かわいそうなパターンを想像すると
利用停止を知らずに古いパスポートを持った遠方から訪れた人が、入場ゲートで入れないとわかり新しいパスポートを買うお金が無かったので入れなかったというパターンです。
(クレジットカードがあるからきっとそんな悲惨なことは無いですね。)
とにかく古い入場券を持っている方はお気をつけ下さい。
同業の方は買い取りされないようにご注意下さい。
ちなみに東京ディズニーリゾートは30年前のパスポートも差額無しで現在も使用できるということです。
さすがディズニークオリティーですね。
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